みなさん、こんにちは。
不動産鑑定士の池田孝(いけだたかし)です。
今回は仕事のブログではありませんのでご了承ください。
今回も、まずは携わられた大会運営ボランティアの方々、沿道の応援の方々、そして私を応援してくれた友人、彼氏とのデートの時間を削って二人で応援に来てくれた前勤務先の仲間、家族に感謝します。特に寒い寒い雨模様の中、ずーっとその場に立ち続けて応援や大会運営をしてくださった方に感謝申し上げます。このような多くの方々に支えられ、最後まで完走することができました。本当にありがとうございます。
私自身、マラソンが趣味というわけでもなく、ただ、何となく友人に誘われるままにお付き合いでスタートし、何故か当選を重ねてマラソンに参加したという、真面目にマラソンに取組んでいる方には申し訳ないくらいのランナーです。
昨年の東京マラソン2018には OneTokyoのプレミアムメンバー登録を行い、先行抽選で見事切符を手にしました。初マラソンの機会をいただきました。そのシーズンは
冨里スイカロードレース(10km)
手賀沼エコマラソン(ハーフ、大雨でした)
東京マラソン2018(フル)
に参加することができました。
今シーズンは
富里スイカロードレース落選。
手賀沼エコマラソン(エントリーしたにも関わらず参加せず)
東京マラソン2019(今回)
いつも通り、明らかな準備不足でした。今回の東京マラソン2019は前回同様にプレミアムメンバー登録を継続していました。
メンバー限定の先行抽選:落選
一般抽選:落選
二次抽選:当選
こんな奇跡に恵まれ、今年も走ることになりました。応募倍率からいっても、1回当たるだけでも不動産鑑定士試験よりも難しいし、ましてや2年連続は約100~130人に1人みたいです。感謝、感謝です!!
【当日まで】
今年は冨里スイカロードレースに落選したことから、全く走る習慣がなく、秋になって慌てて走り始めようと思うものの、色々な言い訳(この時ばかりは言い訳名人)を重ねて練習をしない。挙句の果てに、仕事が入ってしまった(お客様の希望でしたが、こちらの都合を言って別の日に変更することは可能な状態でした。)ことを理由にして、エントリーのみ当日不参加という、ダメダメ人間でした。
私は元々朝型人間なので、ランニングの練習をするときはほとんどの場合、朝と決めていました。季節が秋なので、日の出は遅く、日に日に寒さが増していきます。初秋は朝起きして、毎回5キロ程度のランニングを続けていました(週3回程度)、段々と寒さが増してくるとその回数が減っていき、12月になると2回だけ1月は少し頑張って5回、2月は4回でした。
自分の行動を振り返り、気付きがありました。
12月から2月の時期は寒くなり朝起きがだんだん辛くなってくる(第一段階)、起きたのは良いが着替えて寒さが待っている外にランニングに行けない(第二段階)という2つのハードルがあるのだと。ランニングが好き、マラソンでサブ5、サブ4、サブ3を狙う等の明確な目的がある人は、この二段階を越えていくのでしょうが、明確な目標のない私にはなかなか越えられないハードルなのだと思いました(何とか朝起きはするのですが、そのまま大好きな朝風呂(半身浴しながら新聞を読みます)に直行していました)。もちろん、頑張って外に出ていってランニングし終わった後の爽快感は素晴らしいものでしたが、それを多く味わえない弱い自分がいました。
これからは、春、夏、初秋の間にランニングを習慣化して、ランニングをしないと気持ち悪い状態にすることで、一つの壁を取り払っていきます。
来年のブログには少し前向きな振り返りができていますよ。お楽しみに。
【当日】
みなさん知っての通り、雨でした。前日までは昼頃から降り始めるとのことで、私は撥水性のウィンドブレーカーを急遽購入。100均でカッパも買おうと思ったのですが、買い忘れ(これが大きな誤算)。朝4時起きで意気揚々と出かけました。
朝7時30には新宿に着いたのですが、雨が降ってきました。急いでコンビニにカッパを買いに行くも売り切れ。新宿区の半透明のごみ袋を購入しました。ゴミ袋の底の真ん中に穴を開け首を突っ込む位置を作り、脇に穴を開け腕を通す位置を作りました。インスタントカッパです。
さすが、何事にも動じない僕!!と思ったのも束の間、首を通し、腕を通すとすぐに破れてしまいました。何度かやって、何とか形になったものの、一番上に着れる状態ではないので、インナーとしてウィンドブレーカーの下に着ました。そして、残りのごみ袋の一枚を長方形に切りひろげて、女性が方にかけるストール状態にして、何とか直接雨に打たれるのを少しでも少なくしました。
そして、8時にゲート受付を通過、私のスタートエリアである「L」に移動。これは最後尾のエリアです。タイムを自己申告するのですが、去年は「K」でした。去年は申し込んだら沢山練習するだろうと思って5時間~5時間30分程度で完走と申告したのかな?今年は実力相応の5時間30分~6時間で申告したのだと思います。この選択のお陰で走れることになったのかもしれませんが、この「L」スタートが去年と違って、私をずーっと苦しめることになりました。
9時10分にエリートさん達のスタート。そして私たちのスタートはその25分後でした。事前の待ち時間に加えて約1時間30分の待ち時間でした。いやー本当に寒かったですよ。
スタート手前のごみ捨て場に、マラソンを本当に頑張っている人達が待機時のみに使っていたカッパが散乱していました。ボランティアの人に声かけて、「(僕)これ貰って良いですか?」「(ボ)良いですよ。」、その後「(ボ)カッパ持っていない人はこちらから持っていって良いですよ!!」という掛け声が聞こえました。この人の機転で何人のランナーが救われたことか。
私が2017年に参加した手賀沼エコマラソンは大雨で開催でした。この日はカッパを持参したのですが、途中でみんながカッパを脱ぎ捨てているのを見て、私もそうするものだと脱ぎ捨てました。結果、身体が冷え筋肉は硬直、途中で歩き、大雨にうたれながら残り8キロを完歩という経験がありました。今回もずーっと雨の予報でしたから、どうしてもカッパが欲しいと思っていました。マラソンで記録を狙う人はスタートをする時にはカッパを着ないで臨む方が多いので、もしかしたら拾いカッパができるかもと思っていましたが、ついていました。
何とか無事にスタート。
スタートしたのは良いものの、それと同時に制限時間のプレッシャーが常にかかってきました。昨年は始めから、バルーンマン(制限時間お知らせの人)と共に走っていたので、バルーンマンとの抜きつ抜かれつを繰り広げながら、最後は関門通過が緩くなるので、引き離してゴールをしました。
今年は、グロスのスタートが去年よりも遅く、第一関門~第三関門までの時間が問題だと思っていました。なので、去年よりもペースを少し早めに設定して走り始めました。結果、関門で引っかかることは無かったのですが、後半のバテに繋がりました。最も危なかった関門通過は制限時間前約3分でした。
自分の実力をしっかり見極めて、コンスタントにペースを刻むのがマラソンの大切なことなのでしょうね。今年は、関門通過を意識するあまり、前半に自身のペース以上で走ってしまい、後半にバテてしまいました。去年と比べてペースがバラバラでした。反省点のひとつですね。
こんな自分ではありますが、褒めてあげたいことがありました。それは、今年もしたということです。35キロ~40キロなんて横を歩いている人とそんなに変わらないペースでしたが、僕の中では歩いていませんでした。正直、20キロを超えた辺りから両足が痛くて何度も歩こうと思いました。そのたびに自分が試されているんだと思い乗り越えてきました。特に35キロ~40キロの辺りでは、周りの7~8割は歩いていましたし、何度も「もう歩けば良いよ。制限時間は間に合うからこのまま歩いてゴールしても完走したことになるよ。」という悪魔のささやきが常に頭によぎっていました。
そんな時に支えとなってくれたのが、ボランティアスタッフの方や沿道の応援の方とのハイタッチでの交流でした。パン、パン、パンとハイタッチの交流が繰り広げられるたびに元気を貰い、あと少し頑張ろう!という気持ちになりました。それを繰り返していたらそこにゴールがありました。
今年と去年の記録をまとめました。
2019 2018
5キロ 41:22(8.27) 42:58(8.59)
10キロ 1:21:23(8.00) 1:26:05(8.62)
15キロ 2:03:17(8.38) 2:07:09(8.21)
20キロ 2:45:00(8.34) 2:50:16(8.62)
25キロ 3:30:24(9.08) 3:33:15(8.60)
30キロ 4:16:00(9.12) 4:16:39(8.68)
35キロ 4:59:44(8.74) 5:01:11(8.91)
40キロ 5:49:17(9.91) 5:44:47(8.72)
Finish 6:08:19(9.76) 6:03:14(9.46)
【最後に】
みなさんに感謝です。大会運営のボランティアスタッフの方々、沿道の応援の方々と『ハイタッチ』をするとその後少しですが、頑張れるんですよ。パワーアップ効果満点です。
ボランティアの方、沿道で応援をしてくれた方、コーラ、水、チョコ、飴の差し入れをしてくれた方々、エアーサロンパスを貸してくださった方、その他にも多くの方に支えられて最後まで走ることができました。
ありがとうございます。本当に感謝です。
来年に向けて、春、夏、初秋の時期を大切にしてマラソン愛好家になれれば、もう少し内容の濃いご報告ができると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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